沖東交通(沖縄県西原町、東江一成社長)は7月1日、タクシーの車内に設置したタブレットで情報配信サービス「ユンタクシーエム」を本格運用する。企業や映画の動画広告を配信し、年内にゲーム機能、スマートフォンと連動させたクーポンの発行、外国人の乗客向けの翻訳ソフトの導入などを目指す。客層に合わせて配信内容を車両ごとに指定することが可能。タクシー内で広告動画を配信するサービスは県内初という。

タクシーに設置したタブレットで動画広告を配信するサービス

 配信内容の管理や広告主への営業はエドワードペンシル(那覇市、岡庭正朋社長)、タブレットや配信システムの提供はレキオス(同市、宜保文雄社長)が担当する。

 タブレットは沖東交通が所有する車両350台のうち300台に設置済み。基地内タクシーとして使っている残りの50台にも設置したい考え。

 動画は、タクシーの平均乗車時間の12分で一巡するように調整し、大学近くを通る車両には学生向けの求人広告、クルーズ船の外国人観光客を迎えに行く車両には外国語対応の動画を配信するなど、エドワードペンシルが車両ごとに切り替える。タクシー1台当たりの乗客は月1900人。300台分だと月57万人が乗車すると推計され、広告効果が期待できるという。動画広告の配信料は15秒で月30万円。