【中部】米軍嘉手納基地に27日、最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が岩国基地から飛来した。26日の初飛来から2日連続。米本国から暫定配備中のF16戦闘機は早朝からF15戦闘機と訓練を繰り返し、昼すぎには岩国所属のFA18戦闘攻撃機も飛来。外来機による騒音が激化し、町屋良で105デシベルを最高に100デシベルを超える騒音が5回測定された。周辺自治体は「負担軽減に逆行する」と強く反発している。

26日に引き続き、最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が相次いで嘉手納基地に飛来した=27日午前10時15分ごろ(読者提供)

5月以降嘉手納基地で確認された主な外来機

26日に引き続き、最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が相次いで嘉手納基地に飛来した=27日午前10時15分ごろ(読者提供) 5月以降嘉手納基地で確認された主な外来機

 この日飛来したF35B2機は前日とは異なる機体で、午前10時すぎに相次いで着陸した。うち1機は午後2時前から沖縄近海で約1時間訓練。嘉手納に一度戻って岩国へ向かった際、100・6デシベルが測定された。残る1機は嘉手納に残っている。

 嘉手納に5月、暫定配備されたF16の爆音も激しかった。目撃者によると午前8時ごろからF15と訓練を始め、100デシベル超の騒音が4回集中して発生した午後2時20分前後に離陸したことが確認されている。

 午後1時ごろには2機のFA18が飛来。午後4時半すぎに離陸したが、6時ごろには再び嘉手納に戻った。このほか、KC135空中給油機のタッチアンドゴーなど通常の訓練も続き、爆音に拍車を掛けた。

 激しい爆音被害が予想されるF35Bの飛来に対し、嘉手納町議会は29日、抗議決議に向けた基地対策特別委員会を開くことを決定。嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会は27日、沖縄市役所で会議を開いた。