名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認を検証する第三者委員会の初会合が6日午後、沖縄県庁で始まった。2013年12月の仲井真弘多知事の承認に法的な瑕疵(かし)がなかったかを話し合っている。委員長に大城浩元沖縄弁護士会会長を選任した。

埋め立て承認を検証する第三者委員会の初会合=6日、県庁

 翁長雄志知事は新基地建設反対を訴えており、委員会の答申を受け、承認の取り消しや撤回を視野に入れている。辺野古沿岸での埋め立て作業は進んでいることから、早期の結論を求める声が根強い。

 大城氏のほか、法曹界から當真良明前沖縄弁護士会会長、田島啓己弁護士、環境分野から沖縄大の桜井国俊名誉教授(環境学)、琉球大の土屋誠名誉教授(生態系機能学)と東京大の平啓介名誉教授(海洋物理学)の全6委員が出席した。

 冒頭の安慶田光男副知事のあいさつのみマスコミに公開され、その後、非公開で協議している。

 安慶田副知事は「承認手続きの過程に法律的な瑕疵がなかったかどうかを検証することを目的として設置した。本日から検証作業がスタートする。検証結果を受け、今後の対応の参考にしたい」と述べ、公正中立な検証作業を求めた。