沖縄県水産課は6日、沖縄防衛局に名護市辺野古の新基地建設に向けた海上作業で大型アンカーの設置位置などを再照会した。県が岩礁破砕を許可した区域(約172ヘクタール)外で岩礁破砕を伴う作業が行われていないかを調べ、適法性を確かめる。12日までの回答を求めている。

 質問は(1)県が岩礁破砕を許可した区域と、アンカーの設置場所との関係(2)設置の際には岩礁破砕を伴う行為の有無(3)アンカーの重さ別個数-に詳細な説明を求めている。

 防衛局は1次回答で辺野古沿岸部の計75カ所に10~45トン級のコンクリート製などの大型アンカーを設置する方針を示したが、設置場所などは明かしていない。

 海上作業の現場で抗議する市民らは、防衛局が県の許可した区域外で大型アンカーを設置、岩礁破砕をしていると指摘。防衛局が県漁業調整規則に基づく必要な手続きを踏まず作業を進めているとして、県に指導するよう求めている。