沖縄総合事務局は30日、外国人観光客の食品に関する消費調査の結果を公表した。クルーズ船と農林水産物直売所で購入した商品を聞いたところ、それぞれで黒糖がトップで、2位に紅イモ菓子が続いた。

黒糖

 「購入したかったが、しなかった理由と品目」の問いには検疫の問題で生鮮食品を挙げた人が最多だった。生鮮食品の需要はあるが自国へ持ち込めるか分からず、消費につながっていない実態が明らかになった。

 調査は昨年12月から今年2月にかけて実施。クルーズ船を利用している外国人観光客を対象にした調査では767人が回答した。農林水産物直売所等を訪れた外国人観光客からは550人の回答を得た。

 購入商品は、クルーズ船客は黒糖が24%、紅イモ菓子が11・3%だった。農林水産物直売所の来店客は黒糖が12・2%、紅イモ菓子8・3%で上位を占めた。担当者は「黒糖は健康にいいというイメージがあり、さらに県産黒糖は質の高さも評価されている」と語った。

 購入したかったがしなかった理由は「自国に持ち込めるかわからない(検疫)」との回答がクルーズ船で29%、農林水産物直売所で21・7%と最多だった。品目(複数回答可)では石垣牛やパイナップル、その他肉加工品などが、それぞれ50%を超えた。