沖縄県が2020年の供用開始を目指して建設を計画する2万人規模の大型MICE(国際会議や企業の研修・報奨旅行など)施設の建設地について、県は本年度中の選定作業を見送り、4月以降の新年度に先送りすることを決めた。9日、県関係者が明らかにし「遅くても7月までには決定したい」としている。

 建設地は、有力候補とされる豊見城市豊崎と与那原・西原町のマリンタウン東浜の2カ所について翁長雄志知事、副知事ら三役があらためて現地調査をし、各地元関係機関の意見を踏まえて決定する。

 ただ、東京オリンピック開催期と合わせた20年の供用開始の目標は変えない方針。県は次年度、MICE施設関連事業で予定地の土地調査や施設設計、運営方法について調査事業を予定している。担当の県文化観光スポーツ部は「目標から逆算して、いつまで決定時期を遅らせることができるか調べた上で調整が必要」との認識を示した。