沖縄県は9日、精和病院をのぞく県立5病院の各病棟に薬剤師を配置するための定数条例改正案を2月県議会に提案することを決めた。これまで病院内の薬局で調剤していたが、病棟に配置することで、入院患者に対するきめ細かい服薬指導ができ、医師や看護師の負担軽減も図られる。改正案が認められれば、2016年度からスタートする。

 県が提案する病院事業局の定数条例改正案は現在の2734人から2880人に146人増やす内容。定数増で最も多いのが薬剤師の計49人。看護師39人、臨床工学技士38人、臨床検査技師14人、医師と事務職が各3人と続いた。県病院事業局は今回の定数改正案について「体制強化に加え、診療報酬加算で年間約1億2千万円の収支改善が見込まれる」とした。