2日午前9時25分ごろ、沖縄県伊是名村の勢理客漁港近くの海岸にモーターパラグライダー1機が墜落し、操縦していた山梨県の写真家の男性(67)が脳挫傷の疑いや骨盤などを折る大けがを負った。男性は地元の消防団員らに救助され、ドクターヘリで浦添市内の病院へ搬送された。本部署によるとパラグライダーのエンジンが何らかの原因で止まり、陸から約50メートルの遠浅の海岸に墜落したという。同署が事故原因を調べている。

パラグライダー事故現場

 男性は6月27日、パラグライダー仲間4人で来県し、同28日から伊是名で飛行。2日が最終日だったという。事故機は大型の扇風機のようなものを背負って飛行するパラグライダーで、119番通報した仲間の男性(68)によると同午前9時すぎに離陸し、約10分後に事故が起きたという。

 上空でエンジンが止まったため、制御しながら着陸体勢に入ったが、海岸に接地する直前に風にあおられてバランスを崩したとみられる。

 大けがを負った男性は「上空から見て砂浜だと思って着陸した」と話しているという。仲間の男性は「着陸の衝撃は強かったが、大事に至らなくて良かった」と話した。