【ウォード麗奈通信員】沖縄国際大総合文化学部人間福祉学科の岩田直子教授と社会福祉を学ぶ学生11人がこのほど、海外研修のためロンドンを訪れ、英国沖縄県人会のメンバーらと交流の場を持った。リラックスした雰囲気の中で、学生からは海外生活に関する質問、県人会メンバーからは今回の海外研修に関する質問が出て、それぞれが答えたりと、双方にとって有意義な夜になった。

交流会を持った英国沖縄県人会のメンバーと沖縄国際大の学生ら=ロンドン

 岩田教授は福祉の世界に興味を持ったきっかけを紹介。幼い頃生活していた米国では、インクルーシブな教育環境(障がいの有無に関係なく共に学ぶ環境)で、障がいのある妹が楽しい学校生活を送っていたが、帰国したら遠くの特別支援学校に通学しなくてはならなくなった。「なぜ障がいを理由に分けられなくてはいけないのか納得がいかなかった。以来、障がい者福祉に関心を持つようになった」と語り、初めて聞く話に学生らは興味深そうに身を乗り出していた。

 奥間真琴さんは「これまで講義や事前学習で北欧の福祉について学ぶ機会は多々あったが、今回研修に参加してみて実際に行って見てみなければ分からないことも多いことに改めて実感した。特に価値観の違いには驚き、学ぶ点が多くあった」と話した。

 県人会との交流にも刺激を受けた様子で「留学や仕事、ワーキングホリデーなど海外で生活するようになった経緯は人それぞれであっても、夢や目標を持っている人が多く、とてもすてきだと感じた。遠く離れた英国で沖縄の方と出会い、話を伺うことができたのはとても貴重な経験で、この経験を生かして、私も世界とつながってみたい」と目標を語った。