【名護】記念樹の桜からのこぼれ種で植えた苗木が満開となり、訪れる客らを楽しませている地域がある。名護市字大川の通称「うふまた」地域の川沿いで約150本の桜がピンクの花を咲かせており「今年はとても良く咲いている」と地域でも話題になっている。

自宅の桜の2代目となる満開の桜を、我が子のように見守る我那覇宗幸さん=名護市大川の「うふまた」

 同区の我那覇宗幸さん(75)が25歳のころ、ブラジル移民した叔父の宗春さん(当時85歳)が一時帰郷した際、自宅の庭に記念として植えた桜の木。大きく成長し、こぼれ種から発芽した苗を、我那覇さんが1990年から2年かけて、自宅近くの川沿いに約100本植え付けた。

 近くに住む玉城栄一さん(81)らも川を隔てた土手に桜の苗木を植樹し、現在は川沿いには約3メートルの桜の木が150本並び、メジロやヒヨドリなどの野鳥が蜜を求めて花弁の周囲を飛び交っている。(玉城学通信員)