【沖縄】米軍嘉手納基地跡地の沖縄市サッカー場でダイオキシン類などが付着したドラム缶が見つかった問題で、沖縄防衛局は10日、83本のドラム缶すべてが集中して見つかったくぼ地のたまり水を調べた結果、「周囲の環境に影響を及ぼす量の放出はない」と、汚染の範囲は一部にとどまるとの見解を発表した。土壌の透水性が「非常に低い」ことから「たまり水が地盤中に浸透する可能性は小さく、地下浸透の可能性は低い」と判断した。

 汚染処理対策として、たまり水は処理施設で処分するほか、ドラム缶が見つかった土壌はDDT類と油分を取り除くため、環境基準値などを下回る深さまで土を入れ替える。油臭がする土壌は石灰に臭いを吸着させて除去した上で戻す。ドラム缶はDDT類やダイオキシン類、汚泥と廃油の混合物の3種類に分類して、それぞれ処分する。防衛局は今後、処分時期や方法、施設について市や県との協議が整い次第、実施するとしている。