【本部】本部町は10日、北部地域の農水産物を同町崎本部の本部港から直接、東京や大阪の主要都市に輸送する定期航路の開設に向けたプレ社会実験を始めた。同様な実験は北部地域で初。高良文雄町長は「北部地域の農畜産物を直接北部から運ぶ体制が整えば産業振興に大きく貢献する。定期航路開設につなげたい」と話した。

定期航路開設に向けたプレ社会実験開始で、貨物が次々と船に運ばれた=10日、本部港

 町は、今後増大が見込まれる北部地域の農畜産物などを同港から出荷することで、那覇に陸上輸送する費用の削減や物流の効率化が図れるとしている。

 実験は、那覇港を利用する既存の船舶が本部港を経由するもので、2014年度は東京行きが来月1回、大阪港行きは2回経由する。15、16年度は本格的な社会実験として週1回運航予定で、15年度は秋ごろから半年間、16年度は1年間実施する方針。運航結果を踏まえ、町は同年度内に航路開設に向けた課題や取り組み方針をまとめる予定だ。