-就任2年の自己評価。

インタビューに答える松本哲治浦添市長=4日、浦添市役所

 「100点中60点ほどで悪くない。職員が根拠のない私のうわさに惑わされなくなった。1年目と全く違い、課題解決に向けて一緒にやっていこうという雰囲気が出てきている」

 「もう少しスピーディーに仕事をしたいが、行政手続きや議会承認が必要でなかなか進まない。トップダウンだけで走れないもどかしさがある。民間出身の市長だけに、行政や議員出身に比べて理解してもらうのに時間がかかる。だが、スピードが落ちているのは曲がろうとしているから。直線コースならぶっちぎりで行けるが、そうでないものを時代は求めている」

 -政治家とはどんな仕事か。公約とは何か。

 「どんな時代でも揺るぎなく貫いていかなければいけない信念と、外的要因に影響を受けて変更していかなければいけないものとのバランスが必要な、非常に難しい仕事だ」

 -外的要因で公約も変わるということか。

 「あり得るでしょうね。ただ那覇軍港問題を含め私は公約を変えていない。進め方や段階、スピード感の問題。基本的に公約は市民との約束なので任期4年間でしっかりと進める」

 -残り2年間の姿勢は。

 「今もやっているが、市民と意見を交換しながら方向性を決めていく。職員はもっと市民の声を聞き、市民も行政に丸投げせず、責任を負って一緒に考えていかないといけない」

 -昨年11月の知事選では仲井真弘多氏を応援したが、現在の翁長雄志知事についてはどんな立場か。

 「細かいところはそれぞれあるが、県民に選ばれた知事は当然みんなで応援していかなければいけない。普天間の解決手法について知事は妙手を考えていると思うのでその方向に進めばよろしいのでは。あいまいなのが那覇軍港の浦添移設。そこははっきりしていただかないと困る」

 -松本氏は市民党から自民党になったと言われる。

 「マスコミを含め、反自民党イコール市民党だと誤解がある。西海岸の埋め立て計画にしても、自民党が主張してきた現行案に私は反対している。自民党だから支持するということではなく、市民にとってどうか考えている」(聞き手=浦添西原担当・平島夏実)