子どもの貧困解消を目指し、沖縄タイムス社が創設した沖縄こども未来プロジェクト本部(代表・豊平良孝沖縄タイムス社長)は3日、那覇市の同社で2017年度第1次の支援金授与式を開き、県内外の法人・個人から寄せられた支援金から4団体に総額220万円を贈った。

(左から)沖縄こども未来プロジェクトの山内優子委員長、お口いっぱい食堂の北村和也代表、子ども応援団笑びんの森田好美団長、こども家庭リソースセンター沖縄の與座初美理事長、ワンネスの会の山城幸江代表、豊平良孝沖縄タイムス社長=3日、沖縄タイムス社

 支援先は貧困・チャイルドサポートグループワンネスの会、NPO法人こども家庭リソースセンター沖縄、子ども応援団笑びん、お口いっぱい食堂の4団体。応募15団体から、同プロジェクト運営委員会(山内優子委員長)が選定した。

 豊平社長は「子どもを取り巻く状況が目に見えて改善するのはまだまだ先で、息の長い取り組みになる」と同プロジェクトの意義を強調。同プロジェクト運営委員会の山内委員長は「昨年度に引き続き選ばれた3団体は実績が評価された。初めての『お口いっぱい食堂』は県外の方が沖縄の子どもの貧困に関心を示し、沖縄での活動内容が評価された」と選考理由を説明した。

 各団体の代表者らは今後の活動の抱負を語った。制服のリユース活動に取り組む「子ども応援団笑びん」の森田好美団長は「土曜午前10時~正午の営業時間で昨年度は130組の親子が利用した。今後は子育て中のお母さんたちの居場所にしたい」と話した。夕食パンの無料提供を実施している「お口いっぱい食堂」の北村和也代表は「私は千葉県在住だが、沖縄が好きで何かできないかと思って活動を始めた。支援金決定で背中を押してもらった」と話し、さらなる活動充実に意欲を示した。