宜野湾市(佐喜真淳市長)は2月6日を「宜野湾市ターウムの日」と制定することを決め、6日に市役所前で記念イベントを開いた。同市大山は田芋の生産地と知られているが、近年は後継者不足と周辺地域の開発が進み生産量が減少している。記念日の制定を弾みに「ターブックヮ(田園地帯)」の保全と継承を目指す。

ターウムの日制定へ向けアピールする佐喜真市長(前列右から4人目)や石川組合長(同5人目)ら=宜野湾市役所前

 記念日は大山田芋生産組合とJAおきなわ宜野湾支店の要請を受け、市が応えた。「ターチ(二つ)ムーチ(六つ)=ターム」の語呂合わせと、旧正月ごろが最もおいしい季節であることから組合が提案。6月議会で条例の制定を目指す。

 市大山に広がる田芋畑は後継者不足などにより遊休地が拡大。田芋は市の数少ない農産物で特産物だが、継承が大きな課題となっている。

 石川達義組合長は地域の小中学校で農育、食育に力を入れていることを強調。「市の特産物として形に残してもらうことは念願だった。担い手を育成し、需要に生産が見合うよう頑張りたい」と決意を新たにする。

 佐喜真市長は「田芋地域の誇りとして継承され、市民に愛されるよう広くPRしていきたい」と述べた。