【ニューデリー、北京共同】ヒマラヤ山脈の小国ブータンと中国、インドの3カ国の国境地帯で境界を巡る緊張が高まっている。6月にブータンが「領土に道路を建設しようとした」として中国を非難したことが発端となり、ブータンと親密なインドが中国との国境地帯に軍を展開。中印両部隊のにらみ合いに発展し、両政府は舌戦も繰り広げている。

 中国による現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」がパキスタンやスリランカなどのインド周辺国を巻き込んでいるため、インドは「包囲網」として中国に対する警戒を強めていた。5月には北京で開かれた同構想に関する会議への政府代表の派遣を拒否している。(共同通信)