城間幹子那覇市長は12日の定例記者会見で、沖縄県が2020年の供用開始を目指して建設を計画する大型MICE施設の建設地について「建設地の選定が最終局面を迎える中、誘致を要請している那覇軍港の共同使用を積極的に国に求めていく必要がある」と述べた。内閣府が設置し、2013年11月以来開かれていない「県都那覇市の振興に関する協議会」の開催を働き掛け、共同使用の実現を求める方針を示した。

 城間市長は、昨年11月の市長選の公約で大型MICE施設の誘致に向け「軍港の共同使用」を主張している。会見では「軍港はMICEに求められるさまざまな用件を十分満たし最適地と考え、沖縄の振興発展に大きく寄与できると確信している」と訴えた。

 県は本年度中の選定作業を見送り、4月以降の新年度に先送りすることを決めている。城間市長は「共同使用の見通しが立たないことが誘致の課題。建設地選定が最終局面を迎える中、全力で取り組みたい」などと述べた。