本部町渡久地の2階建て民家で首などから血を流し倒れていた住人の女性(72)が見つかった事件で、沖縄県警は13日午後、殺人の可能性が強まったとして本部署に特別捜査本部(本部長・大城盛重刑事部長、70人体制)を設置した。女性には首から肩に掛けて刃物によるものと見られる複数の外傷があった。同日中に司法解剖し死因を特定する。

 県警や本部署によると、女性は1人暮らし。連絡が取れず不審に思った息子夫婦が自宅を訪ねたところ、寝室のベッド上にうつぶせの状態で倒れているのを発見した。遺体には首から肩に掛けての外傷のほか、身を守るために受けたような傷が腕にあったという。

 自宅玄関は施錠されていたが、2階のドアは無施錠だったという。室内に荒らされた形跡は無く、凶器なども見つかっていない。県警は女性の傷痕や現場の状況から、殺人事件の可能性が高いとみて調べている。