沖縄タイムス社は創刊70周年プレ企画として、朝日新聞社と共同で、写真展「よみがえる古里~1935年の沖縄」を開催します。朝日新聞記者が82年前に沖縄を訪れて糸満や那覇、久高島(南城市)、古謝(現・沖縄市)などで撮影した277カットの中から、厳選した150カットを展示します。

麦わら帽をかぶり、ダツなどの魚を運ぶ漁師。護岸の形などから現在の糸満市糸満、前端区にあった漁港、新島浜(みいじまばま)一帯と見られる(朝日新聞社提供)

那覇-糸満の約9キロを走った「軌道馬車」。レールは那覇から見て左側に敷かれていたことから、この馬車は那覇に向かっている。右奥には記者が取材に使ったフォード車が写っており、糸満に向かう道中で馬車とすれ違った際、撮影したとみられる(写真:朝日新聞社)

那覇市内にあった雑貨店の様子。庶民が日常的に生活物資を買い求めていた市場とは雰囲気が異なる。市内にいくつかあった百貨店内だろうか。店内にはキューピー人形がディスプレーされているほか、ボンタンアメの広告が確認できるなど、店の品ぞろえの豊富さが分かる。1935年当時から、沖縄にも商品経済の波が訪れていたことが見て取れる(写真:朝日新聞社)

写真展のチラシ

写真展が開かれるタイムスビル=那覇市久茂地

麦わら帽をかぶり、ダツなどの魚を運ぶ漁師。護岸の形などから現在の糸満市糸満、前端区にあった漁港、新島浜(みいじまばま)一帯と見られる(朝日新聞社提供) 那覇-糸満の約9キロを走った「軌道馬車」。レールは那覇から見て左側に敷かれていたことから、この馬車は那覇に向かっている。右奥には記者が取材に使ったフォード車が写っており、糸満に向かう道中で馬車とすれ違った際、撮影したとみられる(写真:朝日新聞社) 那覇市内にあった雑貨店の様子。庶民が日常的に生活物資を買い求めていた市場とは雰囲気が異なる。市内にいくつかあった百貨店内だろうか。店内にはキューピー人形がディスプレーされているほか、ボンタンアメの広告が確認できるなど、店の品ぞろえの豊富さが分かる。1935年当時から、沖縄にも商品経済の波が訪れていたことが見て取れる(写真:朝日新聞社) 写真展のチラシ 写真展が開かれるタイムスビル=那覇市久茂地
日時 7月21日(金)~30日(日) 午前10時~午後5時(初日は午前11時開会)
場所 タイムスギャラリー(那覇市久茂地2の2の2、タイムスビル2階) 入場無料
ギャラリートーク 7月22日(土)午後2~3時、タイムスギャラリー 吉浜忍氏(沖縄国際大学教授)と仲嶺絵里奈氏(写真史研究所研究員)による写真解説、本紙記者の取材報告
問い合わせ 沖縄タイムス社編集局学芸部、電話098(860)3553
主催 沖縄タイムス社、朝日新聞社

【写真】戦前に現在の那覇市東町にあった「那覇ウフマチ(大市)」と呼ばれた市場の様子。路上で商品を並べて露店販売をする人々もおり、にぎわった。背後の建物には「大迫商店」の店名が確認できる。