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  • 二酸化炭素が発生しない「究極のエコカー」
  • 補助金を活用すれば520万円で購入可能
  • 約3分で水素を充填でき、約650キロ走れる

 沖縄トヨタ自動車(野原朝昌社長)、沖縄トヨペット(堀川恭進社長)は16日、北谷町のトヨタグループ「北谷ランド」で、昨年12月にトヨタ自動車が発売した次世代燃料自動車「MIRAI(ミライ)」の特別試乗会を開いた。

行政や企業関係者が、水素を使った次世代燃料自動車「MIRAI」に試乗し、性能を体感した=北谷町、トヨタグループ北谷ランド

 水素と酸素を化学反応させて電気を起こし、モーターを動かす仕組み。走行中に二酸化炭素は発生せず、水しか出さない「究極のエコカー」とされる。燃料電池車の一般向けの販売は世界の自動車メーカーで初めて。

 全国で約1500台(1月14日時点)の注文があり、注目を集めている。車両本体価格は723万6千円で、国の補助金を活用すれば実質的な購入負担は520万円程度。ただ、県内では水素を供給するステーションの未整備など課題があり、まだ注文がないという。約3分で水素がフル充填(じゅうてん)でき、約650キロの走行が可能。災害時には発電インフラとしても活用できる。

 この日は行政や企業、マスコミ関係者ら約80人が参加し性能を体感した。担当者は「行政には再生可能エネルギー政策の柱と位置づけ、県内でもインフラ整備を進め、普及を促してほしい」と話した。