2017年(平成29年) 11月21日

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高校野球:ベスト8決まる 浦添商が驚異の粘り 3度追い付き延長サヨナラ

 高校野球の第99回全国選手権沖縄大会第8日は8日、沖縄セルラースタジアム那覇ほかで3回戦8試合を行い、浦添商業、宜野座、八重山農林、宮古、興南、糸満、美来工科、沖縄尚学が8強入りした。

知念-浦添商 延長11回裏浦添商2死三塁、福原望夢の右前打で三走の喜瀬慎斗(右)がサヨナラのホームを踏む=北谷球場(喜屋武綾菜撮影)

きょう準々決勝

 浦添商は3-5の九回裏、2番金城丈豊の2点本塁打で延長戦に持ち込んだ。さらに十一回2死三塁で4番福原望夢が右前適時打を放ち、知念に6-5でサヨナラ勝ちした。

 宜野座は5点を追う八回、長短6安打、打者11人の猛攻で6得点して逆転。首里を11-10で破った。

 八重農は初回の攻防で八重山に4-2とリード。二回以降は2投手を交互につないで得点を与えず、“八重山勢対決”を制して初の8強入りを決めた。

 宮古はエース長嶺誉が10奪三振、被安打3の好投で豊見城に1-0で完封勝利。興南は2-2の八回、5番川満大翔のスクイズで勝ち越しに成功、読谷に3-2で競り勝った。糸満は公式戦初先発の神谷祐真が好投し、4ー0で浦添工業を下した。美来工は10-3で北山に七回コールド勝ち。沖尚は那覇商業に9ー2で七回コールド勝ちした。第9日は9日、同球場ほかで準々決勝を行う。

「小さな主砲」福原がサヨナラ打

 浦添商業がモットーに掲げる「粘り」を発揮。九回裏に2点本塁打で追い付き、延長十一回裏に頼れる4番のサヨナラ打で知念に6-5の劇的な逆転勝利を収めた。

 知念には昨秋、コールド負けを喫し、春に雪辱を果たした。三度巡ってきた対戦は序盤から動いた。

 初回に2点を先制されたが、その裏すぐに4番福原望夢の左越え2点本塁打で同点とした。だが、五回表に2点を勝ち越され、以降、打線は安打が出ず沈黙。敗色濃くなる中、九回裏、内野安打で走者が出ると、「力まずコンパクトに」と打席に入った2番金城丈豊が起死回生の同点弾を放ち、ムードを一変させた。

 延長でも浦添商の勢いは止まらず、十一回裏、1死三塁のチャンスで福原がライト前に運び、激戦に終止符を打った。

 宮城隼人監督は「今日の勝ちは大きい。次につながる」としみじみ。

 159センチと小柄ながら3打点と活躍した福原は「自分が打ったらチームが波に乗る。『粘りの浦商』を示すことができた。今年は最後まで笑って終わるつもりです」。頂点を見据え、“小さな主砲”が確かな手応えを口にした。(新垣亮)

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