【東京】浦崎唯昭副知事は17日、阿部俊子農林水産副大臣、城内実外務副大臣と面会し、沖縄県内漁業関係者の安全な操業と適切な資源管理を図るために、日台、日中漁業協定を見直すよう要請した。阿部氏、城内氏ともに「関係省庁と連携して取り組む」と述べたが、具体的な見直しには言及しなかったという。

阿部俊子農水副大臣(左端)へ要請書を手渡す浦崎唯昭副知事ら=17日、農水省

 浦崎氏は阿部氏との面談の冒頭、3月上旬に日台漁業協定対象水域の操業ルールを決める日台漁業委員会が開かれることに触れ、「県の漁船が安全安心に操業できるよう万全の体制で臨んでほしい」と強調。

 その上で、(1)操業ルールの改善(2)漁具被害などを救済する沖縄漁業基金の運用見直し(3)中国漁船によるサンゴ網漁業の取り締まり(4)サンゴ網が及ぼす漁場環境への影響調査-などを要請した。

 要請には県漁業協同組合連合会の國吉眞孝会長、県漁業協同組合長会の古波蔵廣会長も同行。海上保安庁にも違法操業の取り締まり強化を求めた。