沖縄県議会(喜納昌春議長)の2月定例会が19日午前、開会した。翁長雄志知事は所信表明演説で、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設について、「反対し、県外移設を求める」と述べた。また、就任後初の当初予算編成で公約に掲げた新たな施策に着手し、「誇りある豊かさの実現に確かな道筋をつける」と決意をみせた。

所信表明で辺野古反対を強調する翁長雄志知事=19日午前10時5分、県議会

 新基地建設に向けた仲井真弘多前知事の公有水面埋め立て承認には「法律的な瑕疵(かし)の有無を検証する第三者委員会の報告を踏まえ、取り消し、撤回を検討する」と従来の考えを繰り返した。普天間の危険性除去は「県政の最重要課題」と位置づけ、「5年以内運用停止を含め、政府と調整する」と強調した。

 また2015年度施策で「自立経済発展資源の創出」「社会資本・産業基盤の整備」「沖縄らしい観光リゾート地の形成」「産業の振興と雇用の創出・安定」などを取り上げた。

 県は過去最高となる7465億円の15年度予算案など計82議案を提出。会期は3月27日まで。2月25~27日まで代表質問、3月2~5日まで一般質問。