「御万人の宝(うまんちゅぬたから)・憲法9条」をキャッチフレーズに第35回沖縄平和美術展(主催・同実行委員会)が11日、那覇市民ギャラリーで始まった。無審査自由出品(アンデパンダン方式)で絵画・写真部門で計132点を展示。絵画部門は油彩や水彩、アクリル、水墨画、キルトアートの平面や、彫刻など多様な表現の作品が並ぶ。16日まで。入場無料。

幅広い年代の作品が出展された沖縄平和美術展=那覇市民ギャラリー

 同実行委員会の顧問で、ともに今年亡くなった久場とよさんと山田實さんの作品も展示されている。ほか、写真家の石川文洋さんや大城弘明さんも出品した。実行委員長で画家の宮良瑛子さんは油彩「オスプレイ墜落」を描いた。

 仲程桂一郎事務局長は「10歳の子も出品しており、参加者が幅広くなっている」と話す。会場には「平和の木」と名付けたポスターも掲示。鑑賞者の感想を葉っぱ型のカードに書き込んで貼る試みだ。仲程事務局長は「会期中、大木に育てたい」と呼び掛けている。