【名護】名護市は19日までに、約382億7千万円の2015年度一般会計の当初予算案を3月4日開会予定の市議会3月定例会に提案する方針を固めた。前年度から2・3%増えて過去最高となり、3年連続のプラス編成となる。

 市教育委員会がキャンプ・シュワブ内で文化財の現地踏査をしていることを受け、15年度は結果を踏まえた試掘調査を実施する。「遺跡詳細分布調査費」として、約1400万円の関連予算を計上した。翁長雄志知事が辺野古の新基地建設反対を訴える訪米行動に、稲嶺進市長らが同行する費用は336万円を盛り込んだ。

 市財政をめぐっては、新基地建設の進捗(しんちょく)に応じて国が市に交付する再編交付金が、稲嶺市長当選後の10年度から凍結。しかし、市収入に占める借金返済額の割合を示す実質公債費比率など財政健全度を示す指標は良好で、市長が公約した「再編交付金に頼らないまちづくり」を進める方針だ。