【東京】八重山・白保の海を守る会の生島融事務局長は19日、都内で会見を開き、2013年3月に開港した新石垣空港の滑走路脇ののり面3カ所で土砂が流れるなどの崩落が起きていたと発表した。生島さんは「滑走路崩壊の前兆であり安全上憂慮する事態だ」として空港の供用停止を求める873人分の署名を県に郵送した。

 同会は14年10月、県への公文書開示請求で資料を入手。生島さんによると、3カ所のうち海側ののり面の崩壊が最も規模が大きく、幅50メートルにわたり一部の土砂が流れたり陥没したりしていたという。2カ所は既に県が補修を済ませている。

 生島さんは「原因は滑走路下を流れる地下水による浸食と考えられる。使用を停止し、危険性を除去すべきだ」と訴えている。

 一方、県八重山土木事務所は沖縄タイムスの取材に対し、「雨の浸食が原因で、地下水が原因とは考えにくい。陥没など滑走路への危険性はない」との認識を示した。