中華圏の大型連休(春節)で沖縄を訪れる観光客の宿泊施設確保が難しく、19日までに宿泊先が未定だった163人分の受け入れ先が20日、全て確保できる見通しになった。沖縄県文化観光スポーツ部によると、本島内のホテルや民宿などに団体客を振り分けたほか、1部屋当たりの宿泊客数を増やして対応した。春節の休暇で沖縄を訪れている香港、台湾、韓国からの観光客や週末のプロ野球オープン戦を観戦する国内客で県内のホテルや観光地は22日にかけて混雑のピークを迎えている。

 宿泊施設が不足する事態を受けて、県の海外事務所にはホテルを確保できない複数の旅行者から直接苦情が寄せられており、今後の対策が求められている。

 沖縄観光コンベンションビューローの上原良幸会長は「これまでは何とか事前にホテルの不足を解消できていたが、今回は海外路線の急激な増加とイベントの重複で問題が大きくなった。どんな旅行社でもホテルを確実に確保できるような体制にならなければ、沖縄観光全体のイメージダウンにつながる。空室情報や混雑予想の情報をどうすれば一元化できるのか、観光事業者を含めて対策を検討していきたい」と話した。