【東】米軍北部訓練場に新設されたヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)がある東村高江の県道70号沿いで20日午前、ヘリパッド建設に反対する住民が抗議運動の拠点にしていた仮設テントが何者かによって撤去された。住民がテントを空けた19日夕方から20日早朝にかけて撤去されたとみられる。米海兵隊は本紙の取材に「誰がいつ、なぜテントを撤去したのか知らない」と答えた。県や沖縄防衛局も関与していないという。

仮設テントが撤去された場所に新たに横断幕を取り付ける住民ら=20日、東村高江

県道70号の路側帯に設けられた仮設テント=2014年5月

仮設テントが撤去された場所に新たに横断幕を取り付ける住民ら=20日、東村高江 県道70号の路側帯に設けられた仮設テント=2014年5月

 テントはヘリパッド2カ所が新設されたN4地区の入り口をふさぐように、県道70号の路側帯に2カ所設置されていた。テント内にあったベンチやテーブル、ヘリパッド建設に反対するメッセージが書かれた横断幕などもなくなっていた。

 住民にテントの撤去を指示するような通知はなかった。県道を管理する県北部土木事務所によると、撤去を求める場合は所有者に口頭や文書で事前に通知するのが一般的。沖縄防衛局も県道は管理外のため関与していないという。