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  • 防衛局「県の指示に従い、破砕許可申請しなかった」
  • 翁長知事は許可の取り消しを含め検討していく考え
  • 許可区域外で破砕があるか24日にも現地調査を予定

 名護市辺野古の新基地建設で、沖縄県の許可区域外でサンゴ礁を破壊し、県漁業調整規則に違反している疑いがあるとして翁長雄志知事が一部作業の停止を指示した件で、沖縄防衛局は20日、「県の指示に従い、岩礁破砕の許可申請を行わなかった」と反論し、適法性を強調した。大型ブロック(ブイやフロートなどの浮標を支えるための重し)の新たな設置や移動をしないよう求めた県の指示には「現時点で予定がない」と答えた。

 翁長知事は20日、記者団に「(防衛局と)意見に若干違いがあるが、私たちもそれなりの認識を持っている」と主張。23日までの提出を求めた追加資料や現地調査を踏まえ「許可権者として厳正かつ適切に対応したい」とし、岩礁破砕許可の取り消しを含め検討する考えを示した。

 県は許可区域外での岩礁破砕があるか確認するため、24日にも現地調査に入る予定で委託業者と契約を進めている。調査箇所は米軍の臨時制限区域となるため、18日付で防衛局に調査実施を通知、制限区域立ち入り許可の手配をするよう求めた。