沖縄防衛局の求めで名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの第3ゲート(通称)前の米軍敷地と国道の境界確認をしていた北部国道事務所は20日までに、境界が国道329号沿いにあることを確認し、これまでゲート直前までとされていた図面の線を修正した。20日には事務所が、ゲート側にある境目を示す境界杭(くい)を撤去しようとしたが、これまでこの場所で新基地建設反対の抗議活動を繰り返していた市民は「抗議締め出しの境界変更だ」と強く反発した。

キャンプ・シュワブ第3ゲート(通称)前と境界

ゲート前の境界をめぐって北部国道事務所の職員に反発する市民=20日午後1時すぎ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ第3ゲート前

キャンプ・シュワブ第3ゲート(通称)前と境界 ゲート前の境界をめぐって北部国道事務所の職員に反発する市民=20日午後1時すぎ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ第3ゲート前

 北部国道事務所によると、17日に防衛局から同ゲート前の境界確認の求めがあり、両者立ち会いで18日に国道沿いの境界を確認。所内の管理図面では、これまでゲート側に線が引かれ、現場には古い境界杭も設置されていたが、同事務所は「何らかの理由で図面に錯誤があった」と説明した。境界が明確になったため、古い境界杭は撤去される予定という。

 市民側は20日、現場で杭の撤去をしていた同事務所の職員に「これまでは出入りできた」「テント村排除と軌を一にしており、一方的変更は許されない」と反発。根拠資料の明示などを求めて押し問答が続き、現場は一時騒然とした。