那覇市首里赤田の玉那覇有三郎さん(81)の庭で、アオノリュウゼツランが黄色の花を咲かせている。「高校時代に植えて以来、初めて花が咲くのを見た」と念願の開花に目を細めている。

黄色い花を咲かせたアオノリュウゼツラン=12日、那覇市首里赤田の玉那覇有三郎さん宅

 はじめは5センチほどの苗だったが現在では3メートルを越し、庭で一番の高さの木になっている。長らく成長しなかったため、約10年前に妻の春枝さん(73)が鉢から庭の広いスペースに移し替えるとぐんぐん成長。春枝さんは「アスパラガスのような、竹のような感じで成長していった」と語る。

 リュウゼツランはメキシコが原産の植物で、海洋博公園の熱帯ドリームセンター担当者は「株によっても個体差があるが数年~数十年に1度不定期に開花する」と説明。文献によっては30年に1度、50年に1度しか開花しないと記されているものもある。

 玉那覇さん夫妻は「次に咲くのは孫が大人になった時だろうから、孫たちに大切に育てるよう話したい」と思いをはせた。