イオンモール(千葉市)の吉田昭夫社長=写真左=は23日、県に翁長雄志知事=同右=を訪ね、4月25日に開店する複合型商業施設「イオンモール沖縄ライカム」について「海外観光客に立ち寄ってもらう仕掛けづくりを進めている。中国など海外店舗と連携して県産品を売ったり、ライカムをPRするなど誘客を促したい」と抱負を述べた。

 吉田氏は2月1日付で常務から社長に昇任。ライカムに出店するテナント会の設立に合わせて来沖した。

 前任が中国担当だった吉田社長は「中国、台湾とも健康志向が強く、日本製の薬を大量に購入していく。茶器や焼き物など高額商品も売れている。県産品を中国に持って行くやり方もある」と強調。ことしで10店舗に達する中国で沖縄をPRし、送客につなげたい考えを示した。

 一方、円安の恩恵を受けている海外客は価格に加え、サービス充実を求める傾向が強まったとし「ストレスなく過ごしてもらえるよう、外国語対応などの環境を整えたい」と語った。

 翁長知事は「沖縄は活発なアジア経済を取り込んでいる状況。今までにないスケールで、目に見える形の成果が期待できる」と応じた。