米軍が名護市キャンプ・シュワブのゲート前で、沖縄平和運動センターの山城博治議長らを拘束した問題で、シュワブ所属の米軍幹部は24日、「現場の警備員の判断ではなく、上からの指示で拘束した」との見解を示した。視察でシュワブを訪れた参院沖縄北方特別委員会の国会議員団に述べた。

 沖北委の藤田幸久氏(民主)によると、議員団に対応したのはディレクター(部長級)のジョセフ・キング氏。拘束の理由として「たびたび基地内に入らぬよう警告したが、従わなかった」と説明したという。

 山城氏らの拘束の判断は日本人の警備員がしたのか、軍幹部によるものかが焦点となっていた。全駐労沖縄地区本部の與那覇栄蔵委員長は「やはりか、という思いだ。警備員が独自の判断で拘束することはあるはずがない」と指摘。「県民同士を対立させ、危険にさらすようなことは二度と起こしてほしくない」と述べた。