【名護】昨年12月に名護市大川にオープンしたテーマパーク「アグー村」を運営する我那覇畜産(我那覇明社長)で、スタッフの稲嶺江里奈さん(25)と、名嘉眞あすかさん(21)がアグーに多彩な技を仕込もうと奮闘中だ。生後8カ月の子豚にサッカーを指導、11カ月のアグーにはモデルのごとく“ランウェイ”を闊歩(かっぽ)できるような歩き方もトレーニングしている。稲嶺さんらは「アグーは覚えるのが早く、なかなか忘れない。間違ったことは教えられません」と話している。

「アグーが好きになってきた」と話す名嘉眞さん(右)と稲嶺さん=14日、名護市・アグー村

 アグーだけのテーマパークは県内唯一。稲嶺さんは「(アグーが)頭が良いのは知っていたが“回れ右”“お座り”は、お客さんの言葉も理解してできるようになった」と驚く。

 現在、サッカーのドリブルの練習中だが、「投げたボールはなかなか戻って来ない」と、さらに猛特訓が必要だと苦笑する。

 動物管理資格を持つ名嘉眞さんは「ランウェイは約30メートル。10頭のメスが行き来し、餌やり体験ができる2階席もあります」と紹介。我那覇社長は「アグーも2人も若い。たくさん失敗して、2倍成功すれば上等」と2人を温かく見守っている。

 養豚業を営む香川県の益田祥さん(32)と木下慎吾さん(30)は「養豚業者がテーマパークを開設するとは聞いたことも見たこともない。いいアイデアですね」とアグーに見入っていた

 我那覇社長は「アグーの語源を知っている専門家がいたら教えてほしい。アグー資料館開設に役立てたい」と話した。

 問い合わせはアグー村、電話0980(55)8822。(玉城学通信員)