水溶性天然ガスを活用した発電・排熱システムが7日から南城市のユインチホテル南城で稼働している。ホテル敷地内で採掘した天然資源でホテルの電気代や重油代を削減しており、1月当たり120万円の経費削減を見込む。

ユインチホテル南城の敷地内にあるコージェネレーションシステムの設備(タピック沖縄提供)

 システムの設備から排出される二酸化炭素(CO2)を植物の生育促進に使う計画も考えている。

 ホテルを経営するタピック沖縄(南城市、宮里好一社長)は昨年、天然ガスで稼動する発電機で電気と熱を供給するコージェネレーションシステムを導入。設置費用の8300万は環境省の半額補助を受けた。敷地内の南城ユインチ鉱山から採掘されたガスを使用している。

 システムの発電・排熱で、ホテルの照明や空調などに使われる電気量の約10%、シャワーなどの給湯器約70%分を賄うことができるため、電気使用料と重油代の低減につながる。重油の使用が減ることで、年間2150トンのCO2も削減できるという。