名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が設置した「環境監視等委員会」の中村由行委員長(横浜国立大大学院教授)が、大型コンクリートブロックによるサンゴ損傷を疑問視し、防衛局に現状報告の場を早急に設けるよう求めていたことが分かった。複数の関係者が明らかにした。

 15日のサンゴ損傷報道を受けて複数の委員から問題視する声が相次いだため。中村委員長は16日に防衛局に早急な報告を求めた。だが26日時点で、報告の場は設けられていない。

 委員の一人は「報道を見て驚いた。サンゴ礁の生態系に十分配慮するよう求めてきたが、われわれの要望が守られていない印象だ」と指摘。別の委員は「重く受け止めている。早急に対応を議論すべきだ」と話した。