【那覇】那覇市は26日の市議会定例会で、2015年度末までに航空自衛隊那覇基地の戦闘訓練の増加に伴い、市内の騒音防止対策対象住宅が約千件追加されることを明らかにした。市は防音工事費など、前年の約37倍に当たる約2億7500万円を予算として計上している。

 桑江豊市議(公明)の質問に答えた。

 13年12月に閣議決定された「中期防衛力整備計画」で示された同基地の改編で、F15戦闘機部隊が2個飛行隊化され、訓練飛行回数がこれまでの約1・5倍になる見通し。那覇空港第2滑走路の供用開始まで、2部隊が現行の滑走路を使うため、騒音の増加が予想されている。

 拡大区域は国道331号安次嶺交差点から県道231号を通り、高良交番付近までの内陸側。市赤嶺2丁目、宇栄原1・3丁目、高良1・2丁目の一部の住宅約千件が対象となる。市は防音サッシのほか、エアコンや換気扇などの設置に必要な工事費を助成する。