日本ジャーナリスト会議(JCJ)は19日、優れたジャーナリズム活動に贈るJCJ賞に、沖縄タイムスの「高江・辺野古 新基地強行を問う報道」などを選んだと発表した。同賞は今年で60年目。JCJ大賞には、朝日新聞の「『森友学園』への国有地売却と『加計学園』獣医学部新設問題を巡るスクープと一連の報道」が輝いた。

JCJ賞を受賞した沖縄タイムスの高江・辺野古新基地強行を問う報道

 JCJは本紙の授賞理由について、2014年7月から始まった本紙記者の名護市辺野古への派遣ローテーションを、16年7月からは米軍ヘリパッド工事が再開された東村高江に移し、現場に張り付いて取材を続けたことを評価。「県民の目が届きにくい現場の空気を発信し続けて、安倍政権の言う『沖縄に寄りそう』の実態を明るみにし、日本の真の姿を考えさせる一連の報道の意義は大きい」とした。

 贈賞式は8月19日に都内で開かれる。このほかの受賞は次の通り。

 【JCJ賞】吉田敏浩さん=「『日米合同委員会』の研究 謎の権力構造の正体に迫る」(創元社)▽北日本新聞社=政務活動費不正のスクープと地方議会改革の一連のキャンペーン▽チューリップテレビ=富山市議会における政務活動費の不正を明らかにした調査報道