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  • 理由は「おいしくない」「においがきつい」「度数が強い」
  • 人気度は焼酎、ビール、酎ハイ、カクテルに次ぐ5位
  • 市場調査や有名人の活用、SNS発信が必要と識者提言

 学生が好むアルコールは焼酎やビールで、6割以上が泡盛をほとんど飲まない-。そんなアンケート結果が、沖縄観光連盟(山入端好盛理事長)が行った「大学生の泡盛に関する意識調査」で明らかになった。泡盛を飲まない理由として「おいしくない」が最も多く、カクテルなどで飲みやすさを求める意見が多かった。

泡盛を飲む頻度

好きなアルコールの種類(複数回答)

泡盛を飲む頻度 好きなアルコールの種類(複数回答)

 アンケートは琉球大学の学生を中心に、20歳以上の学生508人(県内360人、県外141人、海外7人)から回答を得た。男性230人、女性278人。

 アルコールを飲む頻度は「ほとんど飲まない」が23%(116人)で最も多く、「週に1回」の20%(102人)、「月に2回」の16%(79人)と続いた。泡盛を飲む頻度は65%(329人)が「ほとんど飲まない」と圧倒的に多く、飲まない理由(複数回答)は「おいしくない」(220件)、「においがきつい」(126件)、「(度数が)強い」(96件)などの順。

 好きなアルコール(複数回答)は焼酎(142件)とビール(141件)が拮抗(きっこう)。泡盛(79件)は酎ハイ、カクテルに次いで5番目だった。

 泡盛の普及方法(複数回答)については「泡盛カクテル」(179件)が最多。次いで「香りをフルーティーに」(165件)との意見もあり、飲み方を工夫する必要性も挙げられた。

 ふさわしいイメージキャラクターはBEGIN、新垣結衣、ガレッジセール、具志堅用高、安室奈美恵などが挙げられたが、いずれも圧倒的な支持ではなかった。また、古酒の定義(貯蔵3年以上)を答えられたのは19%(94人)にとどまり、認知度の低さが浮き彫りになった。

 アンケートを分析した琉球大学観光産業科学部の下地芳郎教授は「アルコール度数や香り、味わい、ネーミングなどのマーケティングを徹底し、若者向け新ブランドの開発が必要」と強調。若者に人気のある著名人の活用、SNSなど、若者をターゲットにした情報発信の必要性などを提言。「時代の変化を踏まえながら文化、産業の両面から泡盛を再評価する時期に来ている」と話している。

 琉球泡盛の世界無形文化遺産登録を目指す泡盛マイスター協会の新垣勝信会長は「焼酎は若者をターゲットに飲み方や広告を打ち出し、人気を高めてきた。泡盛も若者に受け入れられるよう、新たな戦略を考えていかなければならない」と話している。