1853年のペリー来航から1877年の西南戦争までの歴史資料150点余りを紹介する「琉球・幕末・明治維新 沖縄特別展」(主催・沖縄産業計画など)が27日、浦添市美術館で始まった。3月29日まで。

琉米修好条約など3原本が展示されている「琉球・幕末・明治維新 沖縄特別展」=27日、浦添市美術館

 外務省外交史料館が所蔵している、琉球王国がアメリカと締結した琉米修好条約(1854年)、フランスと結んだ琉仏修好条約(55年)、オランダとの琉蘭修好条約(59年)の外交文書原本を展示。3原本の県内での展示は、2002年の県公文書館での展示会以来、13年ぶり。

 3条約は、当時の琉球が日本とは別の国際的な主体として各国と結んだ条約であることから、自己決定権などの議論に示唆を与えるものとして近年の沖縄で注目されている。

 原本の展示を目にした仲田稲造さん(85)=宜野湾市=は「歴史に興味があり勉強しているが、琉球が独立国だったことを裏付ける貴重な資料だ」と感想を話した。