沖縄県は27日までに、視覚障がいがある高齢者が入所できるよう既存の養護老人ホームの一部を改修し、専用に受け入れる整備を進めることを決めた。職員や人材の育成も併せて進める方針だ。2015年度から3年間の県高齢者福祉計画に方針を明記する。

 沖縄県議会代表質問で、金城武子ども生活福祉部長は「実現に向けて関係団体と連携しながら取り組んでいきたい」と述べた。上原章氏(公明県民無所属)への答弁。県内の養護老人ホームは2法人6施設。視覚障がい者団体や、施設などとの調整がこれから本格化するため開始時期は決まっていないという。

 県は本年度、視覚障がいがある高齢者や市町村、施設などを対象に3回のアンケートを実施。盲養護老人ホームを含めた養護老人ホームの在り方の検討を進めてきた。

 県や県視覚障害者福祉協会、県社会福祉協議会、県老人福祉施設協議会の代表者らでつくる検討委員会を3回開いて意見を集め、方向性をまとめた。