システム開発のレキサス(うるま市、比屋根隆社長)が、東京とニューヨークで開かれている絵画展「フェルメール光の王国展」で、タブレット端末などを絵にかざして3次元の映像を映し出すAR(拡張現実)のプログラムを提供している。

レキサスが提供している「フェルメール光の王国展」のARプログラム(レキサス提供)

 王国展の主催団体となっている出版社とレキサスが以前、AR技術を使った絵本を出版したことがきっかけで、フェルメール展で同技術を生かした。

 一部の展示作品にカメラを向けると、フェルメールが作品を作った際の視点や、絵画に描かれた部屋の様子などがコンピューターグラフィックで画面上に再現される。

 再現映像を基に、フェルメールの創作手法の謎を分析して楽しんでもらおうと開発を始め、ことし1月に完成。東京会場では13日から、ニューヨークでは絵画展が始まった24日から提供している。

 レキサスの安田陽氏は「絵画の謎を楽しむ新しい鑑賞方法の一つになると期待している」と話している。