【北谷】災害などの緊急時に、緊急放送を自動受信する防災ラジオの供用開始式が2月25日、北谷町役場レセプションホールで開かれた。緊急時にコミュニティーFMの「FMニライ」に切り替わり、町からの緊急放送などを聞くことができる。介護や福祉施設などの他、1人暮らしのお年寄りや障がい者などの災害弱者へ防災ラジオを貸与している。

防災ラジオの供用を開始した北谷町の野国町長(左から3人目)とFMニライの池原社長(同4人目)=2月25日、北谷町役場

 町と同FMを運営するクレスト(嘉手納町・池原稔社長)は、昨年6月に災害時の緊急放送に関する協定を締結。災害の発生やその恐れがある場合、同FMの電波を通じて緊急放送を行うほか、町の防災行政無線システムからFM放送に割り込んで緊急放送もできる。

 防災ラジオは通常のラジオとして使用できる。緊急時には自動的にFMニライに切り替わるか、電源が入っていない場合でも自動で電源が立ち上がり、緊急放送が聞くことができる。

 町は、100台の防災ラジオを用意。すでに昨年11月から貸し出しを始め、これまでに避難所などの公共施設や民生委員、災害弱者らに50台貸与している。