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  • O型の血液型の待機者が最も多く、渡米から2カ月半かかった
  • 27日午前1時に臓器提供の連絡。同8時から10時間半かけて手術
  • 家族から支援団体に「術後の経過は順調」と報告があった

 重い心臓病のため渡米し、心臓移植を待っていた北谷町立桑江中1年の松島良生君(13)が2月28日(現地時間27日)、米国ニューヨーク州のコロンビア大学病院で手術を終えた。「らい君を救う会」が現地にいる家族から「無事に手術が成功した」との報告を受け、ホームページ上で1日、発表した。同会は「温かい応援のおかげで、ここまでたどり着くことができた。体調が安定するまで気は抜けないが、きっと元気な笑顔を見せてくれると思う」と多くの支援に感謝した。

米国で心臓移植手術を受けた松島良生君(らい君を救う会提供)

 同会によると良生君は27日午前1時9分(現地時間)、臓器提供者が見つかったとの連絡を受けて同8時に手術室へ入り午後6時半に病室へ戻った。良生君の父良道さん(44)は、同会の新垣次男共同代表に宛てたメールで「(術後の経過は)今のところ順調とのこと。待機期間も長かったけど、ひとまずホッとしています。また改めて後ほどよい報告をします」とのメッセージを寄せた。近く両親が正式にコメントする予定。

 良生君と同じO型の血液型は最も待機者が多かったため、渡米から手術まで約2カ月半かかった。新垣共同代表は「良生君の命をつないでくれたドナーとその家族に感謝したい」と話した上で、「良生君の具体的な容体はまだ分からないが、一歩階段を上れて本当によかった。無事に沖縄へ帰ってくる姿を楽しみにしたい」と期待した。