2014年度県NIE実践報告会(主催・県NIE推進協議会)が2日、那覇市久茂地のタイムスギャラリーで開かれ、公私立3校が授業以外の時間を含めたさまざまな新聞の活用例を紹介した。後半は参加した他の9校の教員も加わり、成果や課題を話し合った。

各校の新聞活用例に興味深く聞き入る教員=2日、那覇市・タイムスギャラリー

 小禄南小学校は全学年で授業とは別に取り組む朝の「NIEタイム」の内容を発表。1年生は先生が記事を読み上げるのを聞いて感想を書いているとし、城間麻愉巳教諭は「子どもたちが身の回りのニュースに興味を持つようになった」と変化を語った。

 真喜屋小学校は、放送委員会の児童たちが「気になる記事」を探し、昼の放送で読み上げていると紹介した。山城理乃教諭は「記事の選び方やまとめ方を教師と一緒に楽しむうちに、だんだん自分でできるようになった」と振り返った。

 興南中学校・高校の石川美穂教諭は、国語の授業で小論文の指導に新聞を使っていると説明。「読み手と書き手、具体と抽象、例と論の違いを意識させることで、生徒の思考や表現が深まった」と語った。