翁長雄志知事が、前知事の名護市辺野古の新基地建設に関連した埋め立て承認に瑕疵(かし)があったかどうか判断するために設置した第三者委員会で、委員を務める桜井国俊沖縄大名誉教授が「(移設工事を)ストップできる根拠を(知事に)与えるのが使命だと思っている」と発言していたことが2日、分かった。県議会の一般質問で、島袋大氏(自民)が明らかにした。

桜井国俊氏

 桜井氏は海上作業が進むキャンプ・シュワブゲート前で、抗議行動する市民に向かって発言しており、島袋氏は「客観的な検証をするはずの委員にふさわしいのか」と批判。続いて質問した具志堅透氏(自民)とともに、更迭を求めた。

 翁長知事は「独自の考えがあっても委員会では公正・中立に、資料を基に判断していただけると思う」と答え、委員の差し替えは否定した。

 桜井氏は取材に「検証は客観的な事実に基づき、公正に行う。事実をねじ曲げることはあり得ない」と述べた。