【浦添】松本哲治浦添市長は2日、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について「(翁長雄志知事、城間幹子那覇市長という)重要な2人の意見をしっかり確認しないと浦添市としての決断は大変難しい」と受け入れ判断を保留した。3月市議会で又吉健太郎市議の質問に答えた。

キャンプ・キンザー沖の埋め立て計画 現行計画と浦添市案

 浦添市は、キャンプ・キンザー沖の埋め立て計画見直しに向け、人工ビーチを西向きに改めるなどの浦添市案を作成済み。リゾート地として開発するため沖合の軍港予定地を動かす必要があるが、昨年12月市議会と同様、方針を示さなかった。又吉氏は「浦添市の主体性がない」「このままではいつまでたっても市案は実現しない」と指摘した。

 浦添市は県と那覇市に対し、知事、那覇市長、浦添市長の3者によるトップ会談を打診しているが、実現のめどは現時点で立っていないという。「那覇港湾施設移設に関する協議会」の開催を要請するかどうかについても、野口広行副市長が「3者で意見が一致してからにしたい」として時期を明言しなかった。