重い心臓病のため渡米し、移植手術を終えた北谷町立桑江中1年の松島良生君(13)に、神戸の支援者が3日、「受け継いだ命の意味を理解し、たくましく人生を歩んでほしい」との祝電を「らい君を救う会」に送った。また、良生君の両親は、2日付で支援に感謝するコメントを「救う会」のホームページで発表した。

 祝電を送ったのは、「KOBE三宮・ひと街創り協議会」の会長で、渡米費用の寄付にも協力した久利計一さん(67)。「子どもが犠牲になる事件が続いているが、すべての大人が子ども一人一人にまなざしを注ぐ大切さを実感した。何かしないといけない気持ちで動いた」と心境を語った。

 「救う会」共同代表の當山みゆきさん(55)は「(久利さんは)良生君に会ったことはないのに、自分の子のように思ってくれる」と感激。「元気になって戻って来たらメッセージを渡したい」と話した。

 良生君の両親はコメントで「らいの新しい心臓はトクントクンと動いています。『生きる』力強さを感じます」と術後の様子をつづった。支援者や医療スタッフへの感謝の気持ちとともに、臓器提供者に対しては「ご冥福をお祈りするとともに、ドナーの方とそのご家族に心から深く感謝申し上げます」とした。