【東京】共産党の穀田恵二氏は3日の衆院予算委員会で、米軍キャンプ・シュワブとハンセンを陸上自衛隊が米軍と恒常的に共同使用する案を検討している-とする防衛省の構想をただした。

 穀田氏は、2012年に防衛省が作成したという資料を提示。キャンプ・シュワブには陸自の普通科中隊、ハンセンには普通科連隊などを新しく配置し、第31海兵遠征部隊(31MEU)との連携を図るとしている。防衛省はキャンプ・シュワブ沖合を埋め立てて新基地建設を進めており、穀田氏は新基地を日米が共同使用する可能性を指摘した。

 中谷元防衛相は「ご指摘の文書を突然見せられたのでいかなる文書か承知できない」と説明。共同使用については「現時点で具体的な内容や検討は固まっていない。今後、日米間の検討が完了した時点で対外的に説明していく」と述べた。

 ただ、08年から陸自がキャンプ・ハンセンを訓練で使用していることを挙げ、「防衛省としては防衛大綱、中期防衛力整備計画に基づいてさまざまな検討は実施している」とも指摘した。一方、安倍晋三首相は辺野古代替施設での共同使用について「報告も受けていないし全く考えてもいない」と否定した。