【沖縄】輸送業の玉福商事(沖縄市、玉城栄信社長)は3日から、中城湾港新港地区と久米島を結ぶ自社の定期貨物船「第八金生丸」を就航させた。中城湾港に久米島定期便が就航するのは初めて。

玉福商事が中城湾港~久米島を運航する第八金生丸=沖縄市海邦町・中城湾港新港地区西ふ頭

 2日に1便運航し、飲料水「久米島の天然水」を製造・販売する阿嘉食品(久米島町、儀保安明社長)の商品や、ペットボトルの原料となるプラスチックを運ぶ。

 これまで阿嘉食品は玉福商事を通し、月に1度のチャーター便や那覇港の定期便で月に約120万リットルの飲料水を出荷。ディスカウントショップのビッグワン(沖縄市、久保田安彦社長)など県内全域で販売している。しかし、コンテナ不足や船の到着遅れが度々あり、輸送ルートの確保が課題だった。

 玉福商事の自社船を導入することで、月間出荷量は約40%増の164万リットル、年間物流コストは約35%減を見込む。